Otsuma Ranzan Junior and Senior High School

高2・沖縄修学旅行【1日目】

「一日目平和学習」

「暑い❗」の一言から始まった沖縄修学旅行一日目。到着直前まで雨が降っていたそうですが、皆がバスに乗る頃にはすっかり雨が上がり、天気も味方につけて出発しました。

一日目のテーマは「平和学習」。ヌヌマチガマに入り、十六歳で沖縄戦を体験せざるを得なかった「しらうめ学徒隊」について知り、「平和とは何か」について非常に考えさせられました。

平和祈念公園では、高2生全員で平和への祈りを込めた千羽鶴を献納することができました。沖縄で最も激戦場だった場所がこれほどまでに整備されているのを見て、生徒たちは改めて深く考えさせられたようでした。

本日最後の学習は、戦争経験者でいらっしゃる仲座ヨキさんの講演でした。
生徒たちの感想を一部ご紹介します。

「今回実際に沖縄戦を体験された方のお話をうかがい、事前学習で戦争のことを知ったつもりになっていた自分が恥ずかしくなりました。自然と涙が出てきました。沖縄戦を体験しているわけでも、沖縄に住んでいるわけでもないのに、もう言葉が出ないほどの悲しみと苦しみがわき上がってきました。帰ったら家族にしっかり話したいと思います。沖縄戦を体験した方から直に話を聞くことができた私達の役目を果たしていきたいです。」

「今の生活が本当にありがたいものだとわかりました。沖縄に来て良かったです。」

「沖縄は南国で楽しいイメージばかりでしたが、それだけではないことも私達はしっかり認識しなくてはならないと改めて感じました。」

明日も生徒たちの成長が楽しみです。

>高2沖縄修学旅行2日目の様子
>高2沖縄修学旅行3日目の様子
>高2沖縄修学旅行最終日の様子